介護職員初任者研修で学べる内容とは？

研修のカリキュラムや時間について

介護職員初任者研修のカリキュラムは全部で10項目存在し、高齢者を適切に介護するための基本的な部分を学べます。職務や介護における尊厳の保持・自立支援など、介護される側の気持ちに立ったカリキュラムが存在しているところが大きなポイントです。認知症や障害に関する理解をすることや、介護保険・障害者自立支援制度などを利用するための必要な知識も紹介しています。そのため、単なる知識ではなく、実際に役立つ知識を学ぶことができます。特に利用者に負担や不安を抱かせないようにするコミュニケーション技術は、6時間分が確保されているカリキュラムになっており、それらの重要性や技術を身につけることができます。それぞれ座学だけではなく実習も含まれていて、トータルで学習する必要があるのは130時間となっています。

研修の費用相場

介護職員初任者研修を受講するために必要となる費用は、スクールによって異なります。スクールによっては通信教育でも受講することも可能です。そのため、通学講座だけでなく、通信講座の費用についても理解しておくと良いでしょう。通信教育は最も安くて2万円前後、高いところは10万円を超える場合もあるため、慎重に選ぶことが必要となります。なお、通学講座の場合にかかる費用は6万円から17万円前後となっており、学校によってはキャンペーンなどでさらに安くなることもあります。また、ハローワークに相談すると低予算・無料で研修を紹介する場合もあるため、できるだけ安く済ませたければ、一度相談するのも良いかもしれません。地域ごとに安く適切な価格で提供していることも多いです。自分の住んでいる地域にあるスクールはどれくらいの費用なのか、事前に確認してみましょう。